FF12レヴァナント・ウイング攻略wiki

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幻獣と召喚


◆レムレース:幻獣と召喚


 レムレースには、各地に「幻獣」と呼ばれるモンスターが生息している。
 彼らは現世の生命ではなく、彼岸の地「幻獣界」と呼ばれる異世界からやって来たものだと言われている。

 彼らは、さまざまな姿かたちをしているが、共通するのはその肉体が”まぼろし”であり、
 死は存在せず、致命傷を負っても消滅して、幻獣界に帰るだけの”不滅なる存在”であるということ。
 ゆえに「幻獣」たちは、エグル族の間では「神の使い」であると言い伝えられている。

 神の使いと言えど、その行動は凶悪で粗暴。
 古代のエグル族はこの幻獣たちから身を守るため、
 「聖石」の力を借り各地の「召喚ゲート」から自分達の幻獣を呼び出し、自在に操る術を編み出した。
 この術が「召喚」と呼ばれるレムレースの魔法の力となった。


 「召喚」の術にはその強大なる力ゆえに、
 レムレースの神フォルサノスが定めたと言われるいくつかの掟がある。

 ひとつ、幻獣に聖石を”絆”として与え主従の契約を交わすこと。
 ふたつ、呼び出された幻獣は召喚者に従うこと。
 みっつ、技量を超えた数の幻獣をあやつることは死を招くこと。

 この召喚のルールにより、大いなる力が過剰に用いられることなく、
 レムレースは平和の均衡を保っていた。
 しかし、近年、召喚の秘術を使いこなせるエグル族は減少傾向にあり、
 彼らの多くは野生の幻獣の脅威にさらされている。

 その空にいヴァリー氏の空賊たちが石の力を求めて踏み込んできた時、
 神の意は背かれ、物語は動き出す。

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