聖石と浮遊石
◆レムレース:聖石と浮遊石
浮遊大陸レムレースには、異世界と繋がる力をもつ小さな「聖石」と、
それぞれの島をつかさどる色鮮やかな巨岩「浮遊石」という特徴的な”石”が存在する。
どちらの石もミストの力を秘めており、空賊たちの冒険心を魅了する美麗な結晶体であるその姿は、
イヴァリースにおける魔石に似ているが、役割は異なる。
「聖石」とは、それに願うことで、レムレース各地に点在する召喚ゲートを通じ、
「幻獣」を呼び出すことができる石である。
「浮遊石」はその名の通り、大陸を宙に浮かせる原動力となる。
それはまた、内包するミストのゆるやかな放散により、浮遊大陸そのものの風土に大きく影響し、
島々の大いなる自然の生態系を織り成す石でもある。
「聖石」「浮遊石」の源泉は、レムレース全土を支えている3つの「聖晶石」である。
すべての聖石と浮遊石は、聖晶石からあふれたミストが周囲に拡散し、
結晶となって生まれたものであると言い伝えられている。
3つの「聖晶石」の在処は明らかになっておらず、
「聖晶石を統べる者は”永遠”を手にする」という伝説が、
石に刻まれた”空の記憶”としてレムレースに残されているのみである。